夕刻の蒼色
夕刻の蒼色
みなさま、こんにちわ

さきほど休日の私に一通のラインが来たA様邸の棟梁からだ。添付された写真には普段見る

ことのないきれいな蒼色の空を映したリビングのフィックスガラスだった。今、現場は予定

通りなら床を張り終え壁の仕舞いに入るころだろう。内装仕上げ工事が始まると現場の絵も

どんどん映えるようになると思うのでもったいぶらず現場の様子をアップしていきたい。

A様邸は大阪市の東南部にあたる八尾市ですが府北部にあたる高槻市でも現在自

然素材を施したリノベーション住宅プロジェクトがある。こちらも来週あたり



から自然塗壁素材「スマイル」の施工にかかる予定だ。わたしは西宮市で住宅

設備に携わっていたころ全国的にも有名な「無添加住宅」本社直営工事を数十

棟担当させて頂いていたので塗壁には縁がある。ところが無添加住宅での現場

の思い出はいいものばかりではない。お風呂もユニットバスを使わず在来法

床をセメントで作り排水管などは完全にセメントで埋められ微調

整が効かない。よく排水溝で詰まらせ床のタイルをめくらせて頂いた。今では

笑い話だが当時はやっと完成した自宅のお風呂を破壊しに行くのは気分のいい

と言えるものではなかった。これわわれわれ設備屋の責任ではないが天井の漆

喰が夕食中のダイニングに落ちてきたなんて話も決して珍しいものではなかっ

た。すべてを挙げると関係者から怒られそうなのでこのあたりで。それではみ

なさま、よい家造りを。。。
  2020/04/29